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★ ニョコロ ケドゥグゥ 珍道中 ★


★ 2003/5/03~10 ★
1週間の休暇をもらった。Kedougou 地方を旅行するためだ。
Kaolak で 7Place (7人乗りの車) を貸切り、一路 Niokolo Koba (Dakar東方600Km) 国立公園へ。 途中、タンバクンダで昼飯、猛暑の中食べる山盛りのマフェがまたうまかった。
たいてい、4x4 車で行くようだが、予算の関係から7プラスを無理に交渉して公園内に入る。公園内散策も、車で無いとダメだというのを無理に交渉してガイドN と共に徒歩で回ることにした。
夜も暑い。オマジナイでもしないとなかなか眠れない。ザザザーっと音がしたので、雨だラッキー。と思ったら、椰子の葉のざわめきだった。

翌朝、ボートに乗って川探検をした。カバやクロコダイルがたくさん居た。さすが国立公園。ボートから落ちたら、けっこうやばいかも。以前、カヌー探検中に転覆したことがあるが、今回はそれは避けたい。
夕方、ガイドN と公園内を歩いた。ほんとに暑かったが、巨大な蟻塚や枯れた川を渡す吊橋など、なかなか面白いウォーキングだった。水場に集まる野生のシカやイノシシや鳥たちも見れた。ライオンは・・残念ながら、ライオンには出会えなかったが、楽しいサファリツアーだった。
あまりに暑いので、カバの居る川で泳いだ。月が輝き始めていた。こんなに明るい月はなかなか見れないかも。
夜はそれはそれは暑く、もはや屋内(藁葺きの小屋だが)で寝ることは不可能。表のベンチで寝ることにした。それでもなかなか寝付けなかった。しかも飲み水が不足して、みんなで我慢した。水のありがたさを改めて実感した。

早朝 Niokolo Koba 国立公園を出発した。国立公園の出口直前。Koba という大型のシカが見送ってくれた。彼に会えるのは運がよかったらしい。
Kedougou (Dakar 南東700Km) に到着。ここから先は普通の車じゃきつい。交渉の甲斐あって、楽しそうな4輪駆動車を安く借りれた。運転手のMもなかなかいい奴そうだ。
車は凸凹道を快走、この日は Salemata に泊まった。

Etyolo 村を訪れ、この地方独特のバサリ族の祭りなどについて説明してもらった。
村の小さな学校を訪問した。僕が教育省で働いているということもあって、校長先生がいろいろと説明してくれた。紙や鉛筆は無く、生徒はみんな小さな黒板とチョークを使っていた。でも、みんなとても元気に発言していた。
夜、バサリ族の祭りを見に行った。白濁した現地産の酒を振舞ってもらったが、なんだかぴりぴりするし、とてつもなく強い度数だし、どこだかよく分からない奥地の村だし、あんまり飲めなかった。バサリの踊りは、見たことの無い民族衣装やマスクなど、興味深かったが、観光客として見ていると、なんとなく申し訳ないような気がした。
帰り道、山が燃えているのを見た。山火事ではなく、農業のための野焼きだそうだ。

有名な滝があるという Dindefelo に向かった。キャンプで車を降り、徒歩で滝に向かう。
滝が目の前に現れた時は胸がすーっとした。高さ80mあるという切り立った崖の上から水しぶきが輝きながら降ってくる。みんな裸になって滝壷で泳いだ。冷たい水が久しぶりだった。滝に打たれていると、自分の周りを虹が囲んだ。連日の酷暑の中、仲間と辿り着いたこの瞬間の感動は、きっと忘れられないだろう。
夕方、滝の上部に登ることにした。崖をみんな無言で登る。けっこうきついが、だれも文句を言わず、黙々と登る。崖の上の村に住んでるというガイドのじいちゃんはとても元気。なぜだ。。
崖の上は、なんと荒野が広がっていた。地球が2段階になっているような気がした。村もあった。秘境、と呼ぶにしては広大に開けた土地、なんだか不思議な気がした。
と、感傷に浸っている場合でないくらい暑く、滝の水をがぶがぶ飲んだ。ペットボトルにも詰めた。いやー、水は貴重だ。

滝を後にし、セネガル最大の Baobab の木を見るため Ivol 村に向かった。
きついと聞いていた村までの山登りも、昨日の滝の上までの登りに比べたら楽だった。
村では鼻に串を刺した人々が迎えてくれた。Baobab は思っていた程大きくはなかったが、子供達の真似をして木に登った。木の上でしばらく休憩した。心地よい休憩であった。
Kedougou の町に戻ってきた。久しぶりの町だった。夕食後、野菜隊員YSと怪しげなBarに繰り出した。なんと、僕らのガイドN がカウンタで酔いつぶれていた。何があったんだ?

ガイドN に別れを告げ、いよいよ Kedougou の町を出発だ。
行きに寄った Tambacounda でチュブジェンを昼食にとり、Kaolackに向かった。途中の休憩で食べたビサップアイス(花びら抽出のジュースのアイス)がうまかった。Kaolack の空手隊員RM宅で飲み、1泊させてもらった。ビールをかなり飲んだ。ヒトの体は、暑いときは「ビール」だが、暑すぎるときは「水」らしい。

Kaolack を発ち、無事に Dakar の自宅に帰った。
今回の旅行は本当に盛りだくさんだった。1週間仕事を休んだのは初めてだったけど、休暇を取ってよかった。
中学時代の修学旅行のような、忘れられない旅ができた。
一緒に旅をしてくれたみんなに感謝。





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